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思いついたことを書き起こして考えを整理させてます。

マクロスシリーズ

6/1(土)にマクロス・クロスオーバーライブ2019の1日目に行ってきました。
2日目は日曜ということで、いやぁ日曜の夜に遊ぶのは厳しいなぁと最初から断念していました。無理は禁物です。
内容としては最高に最高でしたね。Remember16が聞けるとは。

さてマクロスという作品ですが、三つの要素で有名です。

-男心を掴んで引きずり込んでくる戦闘機から変形する”ロボット“
-流行りを捉えつつ熱量を感じさせる“歌”
-イライラしてくるくらい視聴者に感情移入させてくる”三角関係“

あらゆるロボットアニメでメカニックデザインに携わる河森正治さんが中心となって作られたシリーズなのですが、まぁこのシリーズのメカ変形機構は凄い。プラモデルや超合金で実際に映像通り動かせるっていうんだから作り込みがえげつない。
このメカを使って戦闘の映像がすごいのなんの。カッコいいんですよ本当に。実はMMD作ってるときにこの作品を意識してたりします。

歌はその当時の流行りを取り入れつつ、はちゃめちゃに強い音楽を常に作ってきます。マクロスシリーズにはまるとCDが山になる。
初代:アイドルブームに合わせて可愛くリズムの良い歌謡曲なミンメイ曲
7:バンドブームに合わせて熱いロックなバサラ曲に、心地良いバラードなミレーヌ曲
F:カッコいい女性シンガーブームに合わせてシェリル曲(ランカ曲はブームより演者さんに合わせた感じがある)
Δ:グルーブアイドルブームに合わせて、スタイリッシュな電子音が特徴的なワルキューレ曲
どれもまぁ素晴らしいこと。色が被らないので本当に飽きないんですよね。

三角関係はFのシェリルランカ論争が有名じゃないでしょうか。
初代やFでは特に強く押し出された要素で、まぁちょっとえげつないんじゃないのっていうくらい描写される。見ていてなかなかイライラハラハラさせてくれます。
別にドロドロ恋愛楽しい!ってだけではなくてね。魅力的なキャラが多いんですよ。論争が起こるのも分かる。ちなみに私は初代マクロスにおいて未沙過激派で、ミンメイをボコボコに言う節があります。あいつは人の感情がない。

しかしまぁこのシリーズ、こんなに面白い点がありながらもずーっと若干のマイナーさが漂っています。なにせテレビ版の放送時機がかなり離れている上、クセが強くて人に勧めにくい。
年表にしてみると分かりやすいでしょう。


1982年:超時空要塞マクロス(初代) 3クール
1994年:マクロス7 4クール+3話
2008年:マクロスF(フロンティア) 2クール
2016年:マクロスΔ(最新作) 2クール


10年単位で離れている。こんだけ時間が置かれるとファンが継続しにくいのは当然といえば当然。
しかも全部2クール以上ですからね。ちょっと勧めにくい。

じゃあ人気無いの? と言われればそんなことはないです。そこについてはまぁ私が実績を語るより、実際に作品を見て実感してもらった方が嬉しいです。

ただ初代はリン・カイフンとかいう邪悪なキャラがいるし、7は序盤で切られそうな気がするし、Fは見ていて辛くなるシーンが多いし、Δは2クール目以降が酷過ぎるのでオススメできない。結局勧めにくいじゃねぇか!

勧めやすいのは、OVA作品である”マクロスプラス”でしょうか。再編され、イカれた出来の新規カットが追加された映画版がオススメです。私が一番好きな作品でもある。お前もYF-19を好きになれ。

歌で銀河を救うという荒唐無稽のような内容ですが、真剣に作られていることが物凄く伝わってくるシリーズです。歌は世界を救うんですよ。

個別に作品の良さを語るのはよしておきます。文量がね。いやー良いんですよマクロス。人類はマクロスを見るべき。

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