忍者ブログ
思いついたことを書き起こして考えを整理させてます。

新kaoru式レミリア 紹介

kaoruさんが配布しているMMD用モデル「レミリア・スカーレット」の紹介です。
配布動画はこちら。同じく配布されているフランの紹介は次回。



2分で出来たポーズでも可愛い。

オススメしたいところを紹介していこうと思うのですが、「顔が良い」という点はみんなすぐ気付けると思うので省いていきます。顔も凄いけどもっともっと褒めたいところがたくさんあるんですよこのモデルは!!
じゃあ張り切って紹介を。


さてまず一個目。スカートの物理と形。



配布動画を見ていただくと分かるのですが、このレミリアのスカートはふっわふわに動きます。
広がり方と曲がり方、また動きが止まった後に元の形に戻ろうとする弾力がとっても綺麗なんですよ。ただ一回転アクセルをさせるだけでもかなり画になります。ここらへんはダウンロードして自分で動かしてみてほしいです。

スカートの中でも特に先っぽの部分は芸術。
先がリボンで絞られているのを見事に表現されているモデリングが見事で、しかも座らせるとその絞りを折り目として曲がる自然な動きをします(上図参照)。
色々動かしてみましたがこの絞りが全然崩れないんですよね。美しい物理設定です。



またスカートの剛体がかなり大きめに設定されており、このようにスカートが地面に着きません。足と触れることもほとんどなく、足に纏ったオーラに押されているかのような挙動をします。
しかしこれは悪い点どころか基本的に良点です。かなり余裕を持った設定をされているので足が貫通しにくいんですよね。スカートがかなり長いため、上記の足のオーラに押される現象はほぼ見えません。そもそも厳密な物理計算をさせたい人は別の3Dアニメソフトを使うでしょうし、MMDモデルとしてはかなり良い設定だと思います。


続いてオススメしたい点はシワ。



kaoru式モデルといえばシワだと私は思っています。
色んなシワがありますよね。袖の絞り、リボン、シャツの引っ張り、スカートの折り目。これら全部テクスチャで付けられたものです。kaoruさんはテクスチャ作りが本当に上手なんですよね。
スカートの照らされたような明るさも髪の毛のアニメみたいな影もテクスチャによるものですが、シワこそがkaoru式テクスチャの真骨頂なのではないかと勝手に思っています。

だってこのシャツ、いかにも人が着ているように見えるでしょ?(レミリアは吸血鬼だけど)
シワがあるから袖がピッチリ縛られていることが分かるし、シワがあるからシャツを着たときの引っ張りがこちらに伝わるようなリアルさがある。

モデルは張りぼてのような形になっていて、テクスチャはそこに絵を貼り付けたようなものです。張りぼてに絵を描くだけでこんなに凄くなるのか!という点をぜひとも理解してほしいのでこれはみんなにダウンロードして見てもらいたいですねー。


さて最後。素晴らしい帽子のモデリング。これが一番推したいところです。



やや伝わり辛いかと思ったので図に字を書いて説明しています。
もうこれは実際に自分でダウンロードして見て欲しいですね。多少3Dに関わっている人なら分かると思いますが、凄い出来です。私はダウンロードして一時間くらいずっとこの帽子眺めてました。こんな出来の良いドアノブカバーあるのかというモデリング。

こんなに凝った形をしたパーツというのは中々見れませんよ。曲線まみれですからね。鏡面コピーで左右対称にはなっているけど、これフルスクラッチか……。本人曰く一番拘ったところだそうですが、「だろうな」という感じです。
影はテクスチャで表現されていますが、ちょっとそれだけじゃこの立体感は表現しきれないためかなりのモデリング力が必要になったことでしょう。

いやちょっとこれは本当にダウンロードして見てください。私は感動しましたし、他にもたくさんそうなる人はいるはず。


というわけでね、このスーパーモデルをダウンロードしてください。いや本当にこのモデルで遊べるのは贅沢ですよ。そして色々触って私と同じように感動してください。
そういうわけでkaoru式レミリアの紹介でした!

拍手[2回]

PR