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思いついたことを書き起こして考えを整理させてます。

「復活のフュージョン!! 悟空とベジータ」感想

今回は劇場版ドラゴンボールの中でも最推し作品である復活のフュージョンについて書きます。

今作の特徴は「綺麗なストーリーライン」「戦闘の面白さ」「ベジータのキャラ把握」でしょう。ベジータについては感情が爆発して長くなるので別記事で。というか私的にはそっちの記事が本編です。

この話のボスキャラはジャネンバ。地獄行きになった魂たちを浄化するスピリッツロンダリング装置からあふれ出した邪気を浴びた赤鬼が変身した姿です。ジャネンバがあの世中に結界を張り、死者の法則がめちゃくちゃになってしまったというのが今作のストーリーです。

時系列的にはブウ編のあたり。あらすじを書くと

・邪気が溢れてしまいジャネンバが登場。あの世の法則がメチャクチャに。
・現世では悟飯らが奔走、あの世ではカカロットがジャネンバと戦闘。一時苦戦をするも、SS3となり圧勝。
・ジャネンバが変身し、SS3カカロットを圧倒。そこにベジータが登場するも敵わず。
・カカロットとベジータがフュージョンを成功させジャネンバを秒殺。

という流れになっています。ジャネンバと悟空(+ベジータ)の間でシーソーゲームになっている点がいいですね。
「味方側が優勢or五分という状況から敵が変身して形勢が変わる」というのはそれほど珍しい展開ではないのですが、ちゃんと展開に合わせてカッコいい描写に繋げているのが作品としての出来の良さを感じます。
変身前ジャネンバの戦い方を存分に見せ、その後SS3でジャネンバを圧倒するシーンではめいっぱいカカロットをカッコよく、続いての変身後ジャネンバはより強烈でトリッキーな戦いを披露。そして最後にゴジータがそんなジャネンバを圧倒して撃破。カッコいい。
シーソーゲームになり、ちゃんとお互いの強さを見せるからこそより両者が引き立てられる。ストーリー展開としては完璧でしょう。

さてあらすじだけ見るとずっと緊張感のあるバトルのように見えますが、しっかりバランスを見ているのも今作の特徴。
フュージョンに失敗したデブゴジータことベクウが出てきたり、ジャネンバがすっとぼけたり、ベジータとカカロットが噛み合わずコントになっていたりとギャグも豊富になっています。現世の様子なんかは絵のタッチからして完全にギャグ漫画。
シリアス:ギャグ比は4:6といったところ。締めるところはしっかり締める、されども見ていてしんどくならないように。非常に全体ストーリーの雰囲気が考えられている作品です。

また今作のボスであるジャネンバは戦闘方法がとても面白い。
空間攻撃に分身召喚にモーフィングパワーなどなど非常に多彩な攻撃を見せてくれます。中でも体をブロックのように分解しての移動方法はかなり特徴的。変身後ジャネンバはやることが大体カッコいい。
カカロットはふとしたアクションの描画が美しい。変身前ジャネンバの殴り受け止めるポーズとか、SS3カカロットが移動するシーンで床がオーラで禿げるところとか、床をキュキュっと鳴らしながら蹴り入れるシーンとか。ちょっとしたシーンが印象に残っています。
ベジータなどはもう30秒くらいでKOされかけるんですが、それでも一発華麗に決めてやるシーンがあるのが良い。もう本当にワンシーンだけでもベジータのしたたかさを描いてくれるのは最高ですね。

なんといってもなーーーーーーー、ゴジータの秒殺シーンがなぁーーーーーーーーーー。
強さの次元が違うのが分かる描写が最高ですね。ごくわずかな登場だからこそ、記憶に残るというか。あまり余計なことをせずに強さを伝える手法が美しい。

まぁ私が色々書いてもどこまで伝わるか分からないし、とりあえずアマゾンプライムで見れるので、みんなも復活のフュージョン見よう!!!!

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